★エアコンが「くさい」理由とは?
エアコンからくさいにおいがする原因は、いくつか考えられます。その1つが「カビ」です。カビは高湿度の環境を好みます。まず、冷房を稼働すると結露が発生します。結露はドレンホースを通じて、エアコンの外に出されるのですが、一部はエアコン内部に残ってしまいます。結露が残ると、エアコン内部は湿度が高い状態になるのです。そのような状態であるにもかかわらず、設定温度を上げてしまうと、エアコン内部は高湿度になります。その結果、カビが発生し、くさいにおいが発生してしまうのです。
また、エアコンの設定温度が高い(外気とあまり変わらない)場合、すぐに設定温度に達して、冷房ではなく送風の状態になります。そうすると、エアコン内部で結露水が蒸発するため、においの原因になってしまうのです。
★「くさい」においの対策は?
・エアコンからくさいにおいがした場合の対策の1つ目は、こまめにフィルターの掃除をすることです。まず、フィルターについたカビやホコリは掃除機で吸い取ります。その後、水でフィルターを洗いましょう。最後に、フィルターを陰干しして乾かします。
・2つ目は、エアコンに搭載されている「お掃除機能」を使うことです。この機能はボタンを押せば、自動でエアコン内部の掃除を行ってくれます。
・3つ目は、暖房をつけることです。暖房にすると、結露水で湿ったエアコン内部を乾かせます。湿度のある状態を改善できるでしょう。